〜子どもの幸せと平和を願う音楽会〜
第6回たけのこコンサート ミュージカル「サラサとルルジ」大成功でした!

6月3日、豊川市文化会館大ホールにて、1000人を超えるお客様を迎え、大成功に終わることができました。ミュージカル「サラサとルルジ」は、33曲、演奏時間二時間半の作品ですが、今回、原作・脚本佐々木淑子氏の承諾を得て、春日井児童合唱団のために田中寛次氏により初演台本を短縮構成されたものを、さらに作曲藤村記一郎氏により豊川親子合唱団たけのこ用に編曲されたものを上演いたしました。
私たち豊川親子合唱団たけのこは、結成12年目で、数々の藤村作品を手がける中、ここ数年は、続けて、合唱組曲「とべないホタル」、合唱劇「ピカドンたけやぶ」と団員の演出でオリジナルな舞台を創ってきましたが、今回は、久々にプロの方、演出に田中美代子氏、ダンス振付に北尾千鶴氏を迎え、平野とも子氏を指揮者に、幼児から小中高校生の子どもたちと大人64名で、初めてミュージカルにチャレンジしました。新しい構成ということもあり、音楽的にも最後まで試行錯誤の連続、途中、インフルエンザで一ヶ月ピアニスト不在などのアクシデントにもめげず、子どもたちも、歌に芝居にダンスにと一年かけてコツコツ練習に励み、大人も、毎週練習テープ録音、ビデオ録画など記録を団員全体に提供しながら、努力を重ねました。

公演まで、半年を切った頃、お母さんといっしょに入団してきた学童っ子の小2のみづきちゃんは、練習に励む中、作品の中にある“原爆”のことを知りたいとお母さんといっしょに広島を訪れ、自主的に学習してきました。そして、「サラサが宇宙の掲示板広場にこの地球の報告をする為には、原爆の落下という出来事はさけて通れないことだったのでしょう。そして、それは、人間世界だけでなく、宇宙にとってもとても重要な意味をもつことでしょう。だから、サラサは、あの日、あの場所におりたったのですね。このミュージカルは、生と死を表現したとても意味のあるものだと思います。きっときっと成功させて、生命のすばらしさが伝えられるといいですね。平和の思いが広島にも届きますように・・。」との報告に、合唱団みんなも、このサラサ公演の意味、かける思いを新たにしました。
当日の舞台においては、プロの方に加え、衣装のデザイン・染め・製作、プロジェクターでの映像効果などは、すべて団員の手作りでした。小さい子をひっぱって舞台に立つ大きい子の姿に一年間の子どもたちの成長を感じ嬉しく思いました。
観に来ていただいたお客様からは、「感動しました!地球に生まれてきた奇跡についてあらためて思いました。涙が流れてしかたありませんでした。」「親子で取組まれているのが何よりすばらしいと思います。平和への祈りを”希望”をこめた明るい作品に仕立てられていることに毎回感銘を受けます。」「最後の歌のメッセージが強く心に響きました。人間はおろかな一面もあるけれど、あきらめず勇気を持ってどの命も輝くことのできる社会をつくることが今を生きるわたしたちに託されているのだと思います。ありがとうございました。」などの感想をいただきました。

このミュージカルを通して、親子で、そして、会場のみなさんとともに「いのちの大切さ、かけがえのない地球」についていっしょに考えることができたことをうれしく思います。公演にお越しいただいたみなさま、お手伝いいただいたうたごえのみなさまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。